心と体は互いに影響しあっている

先日、鍼灸師の王さんに施術して
いただいている時のこと。
よく右の首筋が痛くなるのだけど
その日もそこが痛くなったことを伝えた。

王さんから、ここは胆経なので
ストレスですよ!と言われた。

そうか!なるほど!妙にがんてんがいき
それと同時に薬も思いついた。

ストレスが胆経に悪さをしているのだから
肝胆の熱が上がってきているために起こっている
のだろうと思い、大柴胡湯といって
肝胆の熱をさばく漢方を飲めば
解消するはず。
しかも、僕は、肝臓が弱いタイプなので
おそらく効くだろうとも思った。

で、おととい、仕事中にストレスが
グッとかかり、いつもの右の首筋の痛みが
出てきた。お!やた!試せる!ということで
早速、大柴胡湯を服用したところ、痛みは数分で消失。

なるほど、面白い。
でも、一時しのぎなので
根本解決になっているわけではない。
それに飲むには、条件をクリアしないといけので
だれでも同じ症状だからと飲んでいいわけではないので
気を付けていただきたい。

僕は、肝臓、心臓、胃が弱い体質なので
この辺りには特に何かと症状が出やすい。
肝臓と胆嚢は裏表の関係なので
当然、胆嚢にも問題が出やすいわけだ。

ストレスというと一見、正体不明で目に見えないが
実は、体を使って、受けたストレスを表現している。

もっといえば、食事などで消化器官や内臓がやられる
ことがあるのは当然だけど、ストレスでも内臓を
痛めつけることもある。

そうなれば、ストレスに強くなろうとすれば
ストレスにある程度耐えられるように
普段の食事を良いものにしておくだけでも
精神にはよい効果があることになる。

心と体は、表裏一体だ。