食とストレスが、病気の多くを作っている

僕の師匠は胃と心臓がとても大切だと言っておられたけど、それは初心者向けに言っておられた言葉みたいで、最近は、胆嚢を何とかしないと的なことを、よくお話になられます。

先日の漢方の勉強会で、他の先生は、今の人は、肝臓が悪い人がほとんどで、肝臓を何とかしないといけないと言われていました。
肝臓と裏表の関係にあるのは、胆嚢です。その先生の話によると、胆嚢は心臓とも裏表の関係にあるそうです。

僕の師匠と先日お話を伺った先生の話は、とても共通点が多く、更にお二人の話を統合すると、とてもおもしろいなぁと思いました。

食事、特に質の悪い油が、胆嚢を痛めます。そして、ストレスは肝臓に入り、胃や心臓に悪影響を与えます。
つまり、ストレスと食事が多くの病気の根源ということになります。しかし、心の持ちようでも改善しますが、心の持ちようというのは、ちょっと切り替えたくらいでは変わらないことが殆どで、人生観が変わるくらいの事がないとダメ。
でも、精神は食事や内臓環境に多大な影響を受けているので、漢方なので内臓の状態を良くしてしまうことでもアプローチが可能ということになります。

僕も、師匠に師事して、6年目にして、初めて教えていただいた、胆嚢の問題を解消する漢方を飲んで、完全に更に調子がよくなったという実感があります。

でも、時代が変われば、この考え方も当てはまらなくなるというのが、うちの師匠の考えです。