副鼻腔炎といっても細菌の問題だけではありません

 

 

 

 

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副鼻腔炎に悩まされて10年以上経つ方からのご相談が数カ月前にありました。お聞きすると、以前、耳鼻科にも通って、抗生剤をもらって飲んでいたが、治りきらず、未だに、鼻の奥に鼻水が溜まっているような感じがあり、喉に鼻水がおりてくるとのこと。

色々と状態をお聞きしたりすると、甲状腺に問題がありそう、そして、扁桃腺、耳下腺の腫れがありそうなことが判明しました。それらをきっちり取り除かないと、根本解決にならないので、それらを中心に漢方治療をし、2ヶ月ほどでかなり状態がよくなり、喉に鼻がおりてくることもなくなり、甲状腺の腫れを疑うきっかけになった冷えのぼせも消失したとのこと。

あとは、鼻の奥に何かがひっかかるような感じがあるのが残っているとのこと。

最後に残った、そのひっかかりは、長年鼻が悪かったために、体が呼吸しやすいように歪み、その歪みのために鼻にひっかかりの違和感が残っているのだろうと思いました。仕上げに、歪みを改善するツボ押しをしてもらい5分でひっかかりは消失しました。ツボ押しをしてから、他のことを話していて、5分位経ったころに、ひっかかりはどうですか?とお聞きすると、え?あ!楽になってます!って驚かれてました^_^

副鼻腔炎だからといって、細菌にばかり目を向けて、抗生剤を飲ませても、ダメな時があります。

その典型例が、今回のような状態の場合です。

あなたの不調の本当の原因にアプローチすることが、病気を根本から治す第一歩です。