春は花粉が多く飛散し、花粉症やアレルギー症状に悩まされる方が増える季節です。また、気温の変化が激しく、寒暖差によって免疫バランスが崩れやすくなるため、副鼻腔炎を引き起こしやすい時期でもあります。
東洋医学では、これらの症状は「肺」と「脾」の働きの低下や「気（き）」の巡りの悪さが関係していると考えます。花粉症や副鼻腔炎の症状を和らげるためには、これらのバランスを整えることが大切です。
東洋医学的な花粉症・副鼻腔炎の原因
- 「肺」の弱り
東洋医学では「肺は外邪（がいじゃ）を防ぐ」と考えられています。つまり、外部からの刺激（花粉やウイルス）に対抗する力が弱ると、アレルギー反応が強く出たり、粘膜が炎症を起こしやすくなったりします。 - 「脾」の働きの低下
「脾」は体の水分代謝を担う臓器とされ、脾の働きが低下すると余分な水分（湿邪）がたまり、副鼻腔炎の原因となる痰や鼻詰まりを引き起こします。 - 「肝」の気の滞り
春は「肝」が活発になる季節ですが、ストレスや自律神経の乱れによって気の巡りが悪くなると、免疫系に影響を与え、アレルギー症状が悪化しやすくなります。
- 漢方薬で根本ケア
当店では、花粉症や副鼻腔炎の症状に対して、体質や症状に合わせた漢方薬をご提案しています。- くしゃみ・鼻水が止まらない方に … 体を温め、鼻の過敏さを抑える漢方薬
- 鼻詰まり・副鼻腔炎に悩む方に … 体の余分な水分を排出し、炎症を抑える漢方薬
- 免疫バランスを整えたい方に … 体の防御力を高め、アレルギー症状を緩和する漢方薬
当店の薬剤師が、お一人おひとりの体質や症状に合わせた漢方薬をご提案いたします。春の不調を感じたら、お気軽にご相談ください！
春は新しいスタートの季節でもあります。東洋医学の知恵を活かしながら、心と体のバランスを整え、元気に過ごしましょう！