いよいよ関西でも梅雨入りしました。雨が降り続き、気温や湿度が不安定なこの時期は、なんとなく気分が沈んだり、体の調子が優れないと感じる方も多いのではないでしょうか。
「こんな湿気の多い日に、わざわざ湯船なんて…」と、シャワーで済ませてしまう方もいるかもしれません。しかし、梅雨時こそ、シャワーではなく湯船にじっくり浸かることが、心身の健康にとって非常に大切なんです。
梅雨の時期に感じる体のベタつきや、なんとなく重だるい感覚は、シャワーだけではなかなか解消しきれません。高い湿度の中でかく汗は、肌にまとわりつき、毛穴の奥の汚れまでスッキリとは落ちにくいもの。シャワーだけでは表面の汚れを洗い流すに留まり、体の芯から温まることも、じっくりとリラックスすることも難しいのです。
結果として、肌はベタつきが残り、冷えによる体の不調が解消されないまま。これが、梅雨特有の「だるさ」や「不快感」につながる大きな要因となります。
湯船に浸かることで得られる3つの極上効果
では、湯船に浸かることで、シャワーでは得られないどのようなメリットがあるのでしょうか?
1. 毛穴の奥までスッキリ!全身デトックス効果
湯船の温かさは、体を芯から温め、滞りがちな血流を促します。これにより、毛穴がしっかりと開き、日中の汗や皮脂、目に見えない汚れまでもしっかりと浮き上がらせて洗い流すことができます。
シャワーでは届かない、肌の奥の汚れまでクリアになる感覚は、まさに全身デトックス。湯上がりの肌はサラッと清潔になり、ベタつきとは無縁の快適さを実感できるでしょう。この清潔感が、梅雨の不快感を一掃する第一歩です。
2. 冷えとむくみを撃退!体の中から元気チャージ
梅雨の時期は、外の湿度に加えてエアコンによる体の冷えが深刻化しがちです。体が冷えると血行が悪くなり、肩こりや腰痛、さらにはむくみやだるさといった不調を引き起こしやすくなります。
湯船にじっくり浸かることで、体の表面だけでなく、内臓の温度までじっくりと温まります。これにより、血管が広がり、血流が劇的に改善。冷えやむくみの原因となる老廃物の排出を促し、体の中からじんわりと温めることで、免疫力もアップします。 体が温まると、自律神経のバランスも整いやすくなり、梅雨の体調不良を根本から改善する効果が期待できます。
3. 心の疲れを洗い流す!究極のリラックスタイム
気圧の変化が大きい梅雨時は、知らず知らずのうちにストレスが溜まり、気分が落ち込んだり、イライラしやすくなったりすることがあります。
湯船に浸かる時間は、まさに心のための休息。温かいお湯に包まれることで、心身の緊張が自然とほぐれ、リラックス効果をもたらす副交感神経が優位になります。アロマオイルを数滴垂らしたり、お気に入りの入浴剤を使ったりすれば、さらに効果は倍増。心地よい香りと温かさに身を委ね、一日のストレスや心のモヤモヤを丸ごと洗い流すことができます。質の良い睡眠にもつながり、翌朝の目覚めも格段に変わるはずです。
今日からぜひ、シャワーで済ませずに、湯船に浸かる時間を大切にしてみてください。きっと、想像以上の心身のリフレッシュを実感できるはずです。