漢方薬は薬ではあるが、不調があったら飲むというだけでなく、体質的に足りないところを生涯補い続ける。それが漢方の考え方です。
そうすることで、同時に体と対話する文化が自分の中に育ちます。対話せず、向き合わず、困ったときだけ慌てる、これでは体との関係性は構築できませんし、普段から心地よく生活するという方向には向かいません。
例えるなら付き合ってる彼女がもう別れる!と言ってきたら、それまで全然優しくしてこなかったのに付け焼き刃的に優しくするみたいなもんです。問題の本質は普段から向き合い方のはずです。




