僕が食事を色々とこだわっているのって、漢方の勉強を始めてすぐにそうなったわけではありません。元々疑り深い性格なので、何でもすぐに鵜呑みにしないんです。
僕も最初は、食事の節制に半信半疑な状態でしたし、もちろん食べた欲求もすごくありましたしね(笑)
でも、勉強し始めて、徐々に改善していったわけです。そして、状態がよくなりました。でも、そこで元気になったから大丈夫だろうと食べる。。。おっ、大丈夫やん!なんてやっているうちに、状態が悪くなってくる。。。そして、また食事節制と漢方薬で治す。また、食べて悪くなる・・・また、治す・・・また悪くなる。。。また治すをアホみたいに何度も繰り返していくうちに、どういう食材がどう悪いのかを身をもって経験したわけです。
で、気がついたら、ヘンコになっていたという話しです(笑)
でも、この自分の身を持って体験するということが治療家にとってはとても大切だと思っています。それをやってみると患者さんの状態把握がすごくわかりやすくなりますし、状態をつかみやすくなります。
なので、巷にあふれる、これ食べたらダメ的な情報って、本当は、自分で試してどういう状態になるかを体験するのが本来なんだろうと思います。
だって、大丈夫な人もいますからね。消化器官の強い人は、びくともしないこともあるから、一概には言えないはずなんですよ。まぁ、本当にびくともしない人ってほとんどいませんけどね。
でも、一般の方に試してみてくださいというのも酷話しなので、僕が代わりにヘンコになってみました(笑)