お友達から、このようなご質問をいただきました。なんでもテレビでこのようなことを言っていてたとのとこです。
その真意はよくわかりませんが、僕なりの風邪の養生法的に言えば
「風邪をひいたら食事を減らせ!」です。
まず、現代人の風邪は、そもそも胃が弱った時に引くことが多いんですよ。
風邪薬を買いに来られた方に数日前に宴会や外食しませんでしたか?とおききすると、結構な割合で、そういうことがあります。
その他にも単純に胃が弱ってしまって、風邪にまで至ってしまったということもあります。
胃が弱ると免疫力が落ちますから、風邪に感染しやすくなります。抵抗力が落ちると言えばわかりやすいでしょうか。
なので、まず、食事量を減らして胃を休ませる。そして、状態にあった漢方薬を飲むということです。
そもそも、うちで風邪を治すときには、1~2日程度で、早ければ、1,2度の薬の服用で、ある程度症状を改善してしまうくらい効果が早いのです。 テレビでは、どのような内容で放送していたのか不明なのですが、どのくらいの期間で治すようなお話をされていたんだろうか・・・興味があります。
肉は消化が悪く胃腸に負担をかけてしまうので、うちでは、風邪をひいたら肉とという選択はありません。
うちでは、風邪を引いた人に適切な風邪の漢方薬と適切な胃の漢方薬をお渡ししています。やってみるとわかりますが、効果が早いです。
それから、乳幼児が風邪をひいた場合は、おかゆとうどん、パンなどの小麦粉は食べないほうがいいです。熱を上げてしまいます。これも、やってみるとわかります。
こういうネバネバしたものを取ると、気のめぐりが悪くなり、熱が上がってしまいます。熱を上げて治そうという考えなら、それで正解だと思いますが、僕は、熱を上げて治すというやり方はしません。漢方を飲んで熱をちゃんと下げるのが、適切な治し方だと思っています。