体のある部分に炎症があるという方がおられたのですが、漢方を飲み始めて良くなったなと思ったら、また悪くなったりを繰り返しているとのこと。なぜでしょうか?と。
良くなったと思ったら、悪くなったり、また良くなったり。。。この場合、薬は、まず合っていて効いていると思っていいと思いました。聞いてみると、胃の調子は、お薬飲みはじめて、何とか痛みが出ずにいけているとのこと。
いやいや、あの薬飲んで、その程度の効果ということはないので、食べているものが相当負担になっているなと思いました。
おききすると、食後に果物か、甘いものなどを食べて、お腹いっぱいにならないと気がすまいので、満腹になるまで食べているとのこと。しかも、足が冷えてしょうがないというのに、バナナを毎日2本お食べになっておられたそうです。
さすがに、胃への負担は相当キツそうです。
もう一度、しっかり食事指導をしましたが、食べ物は、安全だと思いがちですが、薬の効果を妨げるほど強い作用があることはよくあることなんです。なので、状況によっては、充分に気をつけていただきたいです。
色々お聞きすると、鶏肉も皮付きで食べ、うなぎを定期的に1本一人で食べ・・・という状態。
つまり炎症を起こしやすい状態を体の中で作ってしまっているんですね。体の中に湿熱(しつねつ)を取り込むと、炎症が起きやすくなります。それを起こしやすいのが、油、肉、砂糖などです。