市販のかぜ薬を飲むと副作用が出るとか、出ないとか、色々ありますが
漢方の観点から言えば、副作用が出るには理由があります。
つまり、何かを飲んだから必ず副作用がでるというようなものではありません。
たまに、風邪引いたときに市販の風邪薬を2~3日飲んだからといって
副作用が必ず出るというようなことはありません。
では、なぜ副作用が出るのか?
私達は、副作用がでるのはむくんでいるからだと思っています。
なぜ、むくんだら副作用が出やすくなるのか?
まず、むくむということは、体の中の水、血が動いておらず
停滞しているからこそ起こっている現象です。
では、なぜ、体の中の水、血が停滞しているのか?
これは、以前も書きましたが、水分代謝をするはずの
心臓と胃が弱っているからです。
つまり、胃と心臓が弱っていると副作用が出やすいと考えています。
胃は、まさしく消化器官ですね。つまり、薬の消化、分解も上手くできない
くらいに消化器官が弱っていると考えられます。
心臓は、これも水分代謝をする働きがあるので、つまり、
代謝も少し担っているということになりますから、この2つが弱って
いると副作用が出やすいと言えます。
でも、必ず出るわけではありません。
そこには、個人差が生じますから、一概には言えません。
例えば、食物アレルギーが出るくらいに消化器が弱っていれば
卵を食べても蕁麻疹がでるわけですよね?
でも、これって卵が悪いわけではありませんよね。
消化できない内臓の問題ですから、内臓を治していくのが
正しい捉え方です。でも、卵も大量に食べたりすれば
何かしら問題は起こってきます。炎症も起きやすくなります。
でも、ごくごく少量程度食べるのであれば、そう問題はありません。
何も気にせず、摂り続けると、人によっては害が出ることもあります。
添加物やかぜ薬などもそう考えればOKです。
まず、添加物を全くとらないで生活するのは無理。
飲まないに越したことはありませんが、薬も必要であれば
飲んだほうがいい時もあるでしょう。
でも、日頃から胃腸や体の具合を整えておいて
添加物や薬品に負けないようにしておくことはとても大切です。
それらに負けないような体を作っておけば、自然と体も
元気でいられます。
これは、真似してほしいと言っているわけではありませんから
間違えないで欲しいのですが、うちも子供が小さい時は
病院で薬をもらってくることもありました 。
その時は、抗生剤を飲むと、うちの子どもたちは、とたんに胃がやられるので
抗生剤は飲ませていませんでした。他に粘膜の正常化をする薬も
飲ませませんでした。それらを飲ませると風邪が長引くと感じています。
あくまでも、わたしの個人的意見です。
真似しないで下さい!
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